2012年6月4日月曜日


 30日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、欧州の金融・財政問題への懸念から反落、前日比160・83ドル安の1万2419・86ドルで取引を終えた。ハイテク株主体のナスダック総合指数は33・63ポイント安の2837・36。

2012年6月1日金曜日


 

Visual3D™は医学/スポーツ科学/人間工学等の分野で、世界で最も多くの臨床医や研究者から支持されているソフトです。正しい生物学的構造に基づいた正確な骨格運動データからレポートを出力し、あらゆる主要な解析が行えるリアルタイム3次元動作解析ソフトウェアです。

 

 

 

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2012年5月18日金曜日


人間の赤ちゃんの頭蓋骨が生まれたとききちんとくっついていないように(というのとは本当はちょっと違うのですが)、犬や猫の骨も、成長期はまだ完全に骨化していない成長版という部分があります。

この部分が成長とともに伸び、成長期が終了すると閉鎖して、完全な骨になります。

レントゲンではこの成長版は、まるで骨折線のように見えてしまいますので、この部分に骨折などが起こると、診断が困難な場合もあります。

2012年5月14日月曜日


今日は日本からアスレチックトレーニングを勉強してる学生さんのツアーに参加してきました。
1年生、2年生計30人くらいでした。

それで今日は頼まれていた私が働いているBrophy Preparatory Collegeのツアーをしてきました。まず最初の感想としては緊張した~っていうのが本音。まぁ私のことをよく知る人は私のあがり症をご存じでしょう。最近すこーしだけ発表なれしつつも、まだまだ緊張しちゃう。これはどうしたらいい治るのか。克服したいと常々思ってるけど、そう簡単には治ってくれない。しかも日本語で多くの前でしゃべるのは特に久しぶりだったし。やっぱり30人って多いわ。

ここであがり症のあなたでもきちんと発表できるようにできるポイントをいくつか・・・

2012年5月13日日曜日


1.はじめに

歳をとるとアルツハイマー病、パーキンソン病や脳梗塞などに代表されるような老年性神経疾患を患っていないヒトでも物忘れが激しく、物覚えが悪くなっていきます。こうした記憶力の低下は「加齢性記憶障害」という生理的な脳の老化によるものであり、凡そ全てのヒトに程度の差こそあれ現れてくる脳の老化の重要な表現型です。加齢性記憶障害はアルツハイマー病などの老人性神経疾患でみられる痴呆とは異なる緩やかな脳機能低下'健全な脳の老化'であり、リタイアした高齢者として日常生活を送るには障害とはなりません。しかし、色々な形で社会参加のオプションには制限を生じる(若者のような社会参加は不可能となる)ことは否定できません。ヒトの寿命はこの50年で飛躍的に延び、平均寿命は2004年で男性は78.64歳、女性 は85.59歳となりましたが、今後も延びていくことが予想されています。その一方で出生率の低下が現在懸念されていますが、今後引き続き出生率が低下し、少子高齢化社会の傾向が益々強くなれば、定年の延長など高齢者にも働き手としての役割分担など、今までとは異なる社会参加が要求されるようになることも予想されます。このような状況となれば今まで問題にはならなかった'健全な脳の老化'である加齢性記憶障害も大きな問題となります。

ヒトを含む生き物の生理的機能はそこに働く酵素などタンパクの設計図である遺伝子により大きく規定されています。従って学習・記憶はもとより体の老化さらに脳の老化も遺伝子により大きく決められています。一方ヒトやマウスなどではどのような学習が出来るかはもちろん、寿命も大きく異なります。にもかかわらずヒトとマウスさらに昆虫まで同じような遺伝子の働きで学習し、老化が起こることが分かってきました。こうした共通の遺伝子がコードしているタンパクは何か?学習記憶や老化にはどのような遺伝子設計図が用意され、タンパクが働いているのか?紹介します。

2.学習記憶と遺伝子

学習記憶には、状況に応じた(後天性の)情報処理を行う脳の可塑性(脳の柔軟性)が重要です。逆説的ですが、脳の可塑性も生まれ持った(先天性の)遺伝子の設計図により可能となります。例えば条件付けという学習では、犬にベルの音がするときに餌を与えるように訓練すると、訓練前には無かったベルの音に対する唾液分泌が、訓練後ではベルの音を聞いただけで餌を期待し、唾液が分泌されるようになります。これは条件付けという状況下で、従来(先天的には)無関係なベルの音と餌との新たな(後天的な)関係を脳がその可塑性により学習したからです。こうした後天的な脳の可塑性による条件付けは昆虫にも可能な学習ですが、特定の遺伝子が傷害され先天的な遺伝子の設計図に間違いを持つ変異体では、この簡単な学習ですら出� ��なくなります。

条件付けのような単純な学習にも重要な働きをするものに環状AMP (cAMP)があります。cAMPはホルモン作用などでも重要な働きをしている細胞内の情報伝達物質(二次メッセンジャー)です。神経系では神経伝達物質(一次メッセンジャー)が受容体に結合することにより、cAMPの合成酵素、アデニレートサイクレース(adenylyl cyclase)がATPからcAMPを産生します。アデニレートサイクレースをコードしている遺伝子のショウジョウバエの変異体にrutabaga(スウェーデンかぶの意味、学習記憶変異体には野菜の名をつけた野菜シリーズというものがある)というものがありますが、rutabagaでは条件付けによる学習も出来ません。例えば匂い条件付けでは匂いと同時に電気ショックを与え、その匂いが危険であることを学習させます。rut型アデニレートサイクレースは匂いの情報と電気ショックの情報を受け取る神経細胞に発現し、二つの情報を同時に受け取ったときにcAMPを産生すると考えられています(図1)。このrut型アデニレートサイクレースを欠失させるとマウスでも記憶障害が起こりますが、興味深いことに過剰に発現させると学習記憶力が上昇するようです。産生されたcAMPはそれ自身で他のタンパクの機能を調節することもありますが、主としてcAMP依存性のリン酸化酵素PKAを活性化します。PKAは色々なタンパクをリン酸化することにより、例えば神経細胞の興奮性やシナプスの可塑性を調節します。PKAの変異体では矢張り重篤な記憶障害が起こります。

2012年5月11日金曜日


<血中脂質>
・高トリグリセリド血症の23名 (平均52歳) を対象に、n-3系脂肪酸5 mL (EPA 751 mg、DHA 527 mg含有) を24週間摂取させたところ、摂取前と比較してトリグリセリド、総コレステロール、LDLコレステロール、AST、ALT、γ-GTが減少したという予備的な知見がある (PMID:15333967) 。
・慢性腎臓病患者85名 (56.5±1.4歳、試験群43名、オーストラリア) を対象とした、二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、n-3系不飽和脂肪酸4 g/日を単独もしくはコエンザイムQ10 200 mg/日と併用で8週間摂取させたところ、心拍、血圧、血中中性脂肪値が低下したがコレステロール値、インスリン濃度に影響は認められなかったという報告がある (PMID:19705518) 。
・血液透析患者34名 (試験群17名、平均50±18歳、イラン) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、n-3系不飽和脂肪酸2,080 mg/日を10週間摂取させたところ、血清トリグリセリドの減少が認められたが、総コレステロール、LDLコレステロール、HDLコレステロール、リポ蛋白aの濃度や、その他血液検査値 (ヘモグロビン、ヘマトクリット、RBC、MCV、MCH、MCHC) に影響は認められなかったという報告がある (PMID:21859401) 。
・血液透析患者25名 (平均51±15歳、ギリシャ) を対象とした単盲検クロスオーバー無作為化比較試験において、n-3系不飽和脂肪酸 (EPA 920 mg/日、DHA 760 mg/日含有) とα-トコフェロール8 mg/日 (単独摂取群は14.2 mg/日) を4週間摂取させたところ、α-トコフェロールのみを摂取した群と比較して、血清脂質やC反応性蛋白質濃度に影響は認められなかったという報告がある (PMID:21439849) 。
・高トリグリセリド血症患者19名 (平均56.4±2.7歳、アメリカ) を対象とした二重盲検クロスオーバー無作為化比較試験において、n-3系不飽和脂肪酸エチルエステル4 g/日を6週間摂取させたところ、空腹時および食後の血中トリグリセリド値の低下が認められたが、膵β細胞機能の低下 (Disposition index) も認められたという報告がある (PMID:21775113) 。

2012年5月9日水曜日


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2012年5月7日月曜日


DDRを使った肥満解消プログラム

これは先に【コナミ、『ダンスダンスレボリューション』でアメリカの子供肥満防止に協力】でも報じた、【コナミ(9766)】のダンスゲーム『ダンス・ダンス・レボリューション(DDR)』を用いて子どもに運動をさせようという試み。元々は肥満の原因の一つとされる「テレビの前で過ごす時間をただ座っているだけでなく、運動させることで活用できないか」という考えから来たもの。

DDRは身体全体を動かすので相当な運動量を必要とし、一人でも大勢でも遊べるので、子どもだけでなく家族全員で遊ぶことができる。しかも難易度も自由に調整できるし、どれだけ運動したか・遊んだかを計測可能なのでさまざまなデータを取得できる。

元記事によるとDDRを用いた小児肥満体質を持つ子どもたちへの実験で、12週間の実験の結果DDRを用いた自宅での訓練をした側はそうでない側に比べ、次のような効果が現れたという。

・FMD(Flow Mediated Dilation:内皮依存性血管拡張反応、この数字が低いと動脈硬化がおきやすくなる)の値が平均3%未満から8%に改善
・インスリン値が正常値内に戻る
・他の運動にも積極性をもつようになる
・自分に自信がもてるようになる

2012年5月5日土曜日


侍の湯 きのこ屋 施設のご案内

ヘルストン人工温泉とは?

麦飯石の微粉末を使用し
お湯の中にミネラルを溶出した温泉です。
このミネラルは皮膚表面に働きかけ 肌から体内に吸収され
よく温まり 美容と健康 疲労回復により効果があります。

2012年5月4日金曜日


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2012年5月2日水曜日


うつ病(うつびょう、鬱病、欝病)とは、気分障害の一種であり、抑うつ気分や不安・焦燥(しょうそう)、精神活動の低下、食欲低下、不眠症などを特徴とする精神疾患である。

現在でこそ一般にも広く知れ渡っている病気であるが、以前は十分な理解が得られず「怠け病」などと呼ばれていた。

かつて日本で主流であったドイツ精神医学では、精神疾患を大きく外因性、内因性、心因性と原因別に分類し、うつ病はその中でも内因性うつ病という名で内因性疾患に分類されていた。

アメリカ合衆国の操作的診断基準であるDSM-IV-TRでは、「大うつ病性障害」(英語:major depression)と呼ばれている。majorを「大」と訳しているので誤解を生じやすいが、これは落ち込む程度の大、小のことではなく、「主要な」あるいは、「中心的な」という意味でのmajorである。「(小)うつは病気ではないが、社会生活に支障をきたすほどうつが悪化すると、これは精神疾患である。」という意味ではない。DSM-IV-TRでは、症状の重症度について別の基準で評価することになっている。

うつ病は、従来診断においては「こころの病気」である神経症性のうつ病と、「脳の病気」である内因性うつ病と別々に分類されてきたが、2010年現在多用されている操作的診断では原因を問わないため、うつ病は脳と心の両面から起こるとされている。

「脳の病気」という面では、セロトニンやノルアドレナリンの不足を原因とする仮説に基づく場合では、脳内に不足している脳内物質(セロトニン、ノルアドレナリンなど)の分泌を促進させる薬物治療を行う。これが日本国内では心療内科や精神科におけるうつ病治療の主流になっている。

日本うつ病学会では、厚生労働省からの依頼により、抗うつ薬の副作用をはじめとする薬物療法に関する諸問題を専門家の立場から検討し、適正な抗うつ薬使用法を提言するため、学会内に「抗うつ薬の適正使用に関する委員会」を2009年に設立している[1]

あまり生活に支障をきたさないような軽症例から、自殺企図など生命に関わるような重症例まで存在する。うつ病を反復する症例では、20年間の経過観察で自殺率が10パーセント程度とされている。

なお、男女比では、男性より女性のほうが2倍ほどうつ病になりやすいとされている[2]

[編集] うつ病という言葉に関する注意

日本の精神医学界はドイツ精神医学が主流であったが、近年日本にもアメリカ精神医学が浸透し始め、従来診断と呼ばれるドイツ精神医学に倣った原因別分類ではなく、操作的診断と呼ばれる症状別分類で診断されることが多くなった。精神医学以外の医学では、一般に病気を原因別に分類する。例えば胸が痛いもののうち、心臓冠動脈の狭窄による心臓への虚血が原因で起こるものを狭心症と診断する場合がこれにあたる。しかし精神疾患は原因のわからないものが多いため、原因別に分類するより症状別に分類する方がより実際的であろうというのが操作的診断を行う側の立場である。この場合、胸が痛いもののうち痛みが一定期間続くものを"胸痛症"と呼ぶことになる。"胸痛症"という表現があるならば、そこには狭心症のほ� ��、肺塞栓や気胸など様々な疾患が含まれることになろう。逆に糖尿病で痛みを感じにくい患者に起こる狭心症は"胸痛症"には含まれないことになる。原因別に治療を行う内科など精神科や心療内科以外の身体科においてこれは実際的ではないので、"胸痛症"のような操作的病名は実際には使われない(使われる場合は○○症候群のように表現され、○○病という表現は用いられない)。

前述のように、症状別に診断した"胸痛症"と原因別に診断した狭心症は大きく違ったものであるが、それと同じように症状別Äに分類されたmajor depressive disorder(大うつ病性障害)などの操作的診断病名と、原因別に分類された内因性うつ病等の従来診断病名とは、同じうつ病であっても大きく異なる概念であると言える。

このことが専門家の間でさえもあまり意識されずに使用されている場合があり、時にはそれを混交して使用しているものも多い。そのため一般社会でも、精神医学会においても、うつ病に対する大きな混乱が生まれている。

漠然と「うつ病」と記載されている場合には、それが内因性うつ病、あるいはメランコリー親和性うつ病などと呼ばれた従来診断におけるうつ病のことなのか、抑うつが2週間以上続くなどの状態像で操作的に分類されたmajor depressive disorder(大うつ病性障害)などのうつ病のことなのか、ということを十分に意識して読む必要がある。

※この記事においても、操作的診断と従来診断のうつ病が混交して使用されているので注意が必要である。

うつ病の症状を理解するには、大うつ病についてのDSM-IVの診断基準を参照するとよい。

DSM-IVの診断基準は、2つの主要症状が基本となる。それは「抑うつ気分」と「興味・喜びの喪失」である。精神症状と共に身体的な症状を生じる。身体的な症状は、診断に先立って訴えられることもある。

精神症状
ボーっとすることが多くなり、口数が少なくなる。学校・会社・部活動では、休みがちになったり、不登校になる。集中力がなくなり、運動神経や記憶力が低下し、勉強ができなくなる。人の話を聞けなくなる。「どうせ自分なんか価値の無い存在だ」と考えるようになるなど、自尊心が低下する。「抑うつ気分」とは、気分の落ち込みや、何をしても晴れない嫌な気分や、空虚感・悲しさなどである。「興味・喜びの喪失」とは、以前まで楽しめていたことにも楽しみを見いだせず、感情が麻痺した状態である。この2つの主要症状のいずれかが、うつ病を診断するために必須の症状であるとされている。これら主要症状に加えて、「抑うつ気分」と類似した症状として、「自分には何の価値もないと感じる無価値感」、「自殺念慮・� �死念慮」、「パニック障害」などがある。
身体的症状
頭が割れるような頭痛。不眠症などの睡眠障害。吐き気。少しの動作で疲れるようになってしまう。消化器系の疾患で急性胃炎、慢性胃炎、胃潰瘍。摂食障害に伴い、食欲不振と体重の減少あるいは過食による体重増加。全身の様々な部位の痛み(腰痛、頭痛など)訴えとしては「食欲がなく体重も減り、眠れなくて、いらいらしてじっとしていられない」もしくは「変に食欲が出て食べ過ぎになり、いつも眠たく寝てばかりいて、体を動かせない」というものである。
うつ病の約8割に不眠が、1割に過眠が見られる[3]
その他
人付き合いを避けるようになるなど、対人関係が悪化し、さらに病気を悪化させるという悪循環が起きやすい。

うつ病の成因論には、生物学的仮説と心理的仮説がある。心理的仮説は生理的な理由付けが無いため、科学的根拠に欠けるとの批判が存在するが、生物学的仮説は2010年現在は脳と精神の関係がほとんど解明されていないこともあり、治療という面でも初期の段階にある。ただし、統合失調症などに幾分か有効な薬が開発されているが、2010年現在はうつ病の症状を抑える程度の薬しか存在しない。いずれの成因論もすべてのうつ病の成因を統一的に明らかにするものではなく、学問的には、なお明確な結論は得られていない。最近では、ω-3脂肪酸との関連が指摘されている。

治療場面では、なぜうつ病になったかという問いよりも、今できることは何かを問うべきである。この意味で、成因論は学問的関心事ではあるが、現時点では臨床場面での有用性は限定的である。

生物学的仮説は、薬物の有効性から考え出されたモノアミン仮説、死後脳の解剖結果に基づく仮説[4]、低コレステロールがうつおよび自殺のリスクを高めるとの調査結果、MRIなどの画像診断所見に基づく仮説などがあり、2010年現在も活発に研究が行われている。モノアミン仮説のうち、近年はSSRIとよばれるセロトニンの代謝に関係した薬物の売り上げ増加に伴い、セロトニン仮説がよく語られる。また近年、海馬の神経損傷も話題となっている。ただ、臨床的治療場面を大きく変えるほどの影響力のある生物学的な基礎研究はなく、決定的な結論は得られていない。

うつ病とは何か?という理解は、偶然に効果が発見された抗うつ薬の発見とともに進歩してきた。抗うつ薬は、セロトニン、ノルアドレナリンなどの神経伝達物質を増加させる作用を持つことが注目されている[5]

うつ病では、神経伝達物質がうまく働かなくなっていると考えられている。うつ病は、脳の神経機能に変調が起きている病気であると考えられている[6]

また、不安障害の一部であるパニック障害の患者は、50~65%に生涯のいつの時点かにうつ病が併存する[7]

一方、心理学的・精神病理学的仮説としては、フーベルトゥス・テレンバッハの唱えたメランコリー親和型性格の仮説が有名である。これは、几帳面・生真面目・小心な性格を示すメランコリー親和型性格を持つ人が、職場での昇進などをきっかけに、責任範囲が広がると、すべてをきっちりやろうと無理を重ね、うつ病が発症するという仮説である。つまり鬱の原因は人生問題であるというものである。生活での悩みが鬱の原因になるという主張はことに反論を唱えるものはいないが決してすべてのうつ病がこの仮説に一致する訳ではない。例えば家族の一員の死などで鬱になる場合でも個人差があり回復に数年と言うケースも存在する。またまれに理由も無く深刻な鬱である場合もある。ただしこのような心理的仮説は鬱を生物学的� ��捕らえ治療を行うという考え方に対する疑問として掲示される仮説である。

また、認知療法の立場からは、人生の経験の中で否定的思考パターンが固定化したことがうつ病と関連しているとされている。

物質誘発性気分障害はうつ病に類似していおり、長期間のレクリエーション薬物使用・薬物乱用・抗不安薬や睡眠薬の離脱症状に起因する[8][9]

[編集] 生物学的仮説:モノアミン仮説

1956年、抗結核薬であるイプロニアジド、統合失調症薬として開発中であったイミプラミンが、KlineやKuhnにより抗うつ作用も有することが発見された。発見当初は作用機序は明らかにされておらず、他の治療に使われる薬物の薬効が偶然発見されたものであった。その後イプロニアジドからモノアミン酸化酵素(MAO)阻害作用、イミプラミンにノルアドレナリン・セロトニンの再取り込み阻害作用があることが発見された。その後これらの薬物に類似の作用機序を持つ薬物が多く開発され、抗うつ作用を有することが臨床試験の結果明らかなった。よってモノアミン仮説とは、大うつ病性障害などのうつ状態は、モノアミン類、ノルアドレナリン、セロトニンなどの神経伝達物質の低下によって起こるとした仮説である。

しかし脳内の病態が明らかにされていない以上、逆の病態が大うつ病性障害の根本原因と結論付けることは出来ず、あくまで仮説にとどまっている。そもそも脳そのものの神経伝達物質の動きは見ることができないという技術的限界がある。

さらにこの仮説に対する反論としては、シナプス間隙のノルアドレナリンやセロトニンの低下がうつ病の原因であるとすれば、抗うつ薬は即効性があってしかるべきである。うつの改善には最低2週間要することを考えると、この意見は一理あると言える[10][11]

[編集] 生物学的仮説:脳の海馬領域における神経損傷仮説

  • うつ病の神経損傷仮説:

近年MRIなどの画像診断の進歩に伴い、うつ病において、脳の海馬領域での神経損傷があるのではないかという仮説が唱えられている[12]。そして、このような海馬の神経損傷には、遺伝子レベルでの基礎が存在するとも言われている[13]

また、海馬の神経損傷は幼少期の心的外傷体験を持つ症例に認められるとの研究結果から、神経損傷が幼少期の体験によってもたらされ、それがうつ病発病の基礎となっているとの仮説もある。コルチゾール(cortisol) は副腎皮質ホルモンであり、ストレスによっても発散される。分泌される量によっては、血圧や血糖レベルを高め、免疫機能の低下や不妊をもたらす。また、このコルチゾールは、過剰なストレスにより多量に分泌された場合、脳の海馬を萎縮させることが、近年心的外傷後ストレス障害(PTSD)患者の脳のMRIなどを例として観察されている[12]。心理的ストレスを長期間受け続けるとコルチゾールの分泌により、海馬の神経細胞が破壊され、海馬が萎縮する。心的外傷後ストレス障害(PTSD)・うつ病の患者にはその萎縮が確認される[14]

[編集] 栄養学的仮説:ω-3脂肪酸とω-6脂肪酸のアンバランス仮説

ヒト及びその他の動物にとっては、体内でω-6脂肪酸(リノール酸等)とω-3脂肪酸(α-リノレン酸、DHA等)の2系統の多価不飽和脂肪酸を合成できないので必須脂肪酸となっている。ω-9脂肪酸系統の不飽和脂肪酸は18:0のステアリン酸から18:1のオレイン酸に変換することができて体内で合成できるので必須脂肪酸ではない。うつ病が20世紀になって増加しているがω-6脂肪酸を多く含む植物油の摂取が増加したことと軌を一にする。うつ病患者においてはω-6脂肪酸からアラキドン酸を経て生成される炎症性の生理活性物質であるエイコサノイドのレベルが高いということが示されている[17][18]。シーフードをたくさん摂取するところほど母乳内のドコサヘキサエン酸(DHA)は高く、産後うつ病の有病率は低かった。母体から胎児への転送により、妊娠・出産期には母親には無視できないω-3脂肪酸の枯渇の危険性が高まり、その結果として産後のうつ病の危険性に関与する可能性がある。また、うつ病の深刻さと赤血球中のリン脂質におけるω-6脂肪酸のアラキドン酸とω-3脂肪酸のエイコサペンタエン酸(EPA)の比率の間に有意な正の相関が認められた。さらに、健常者と比較してうつ病患者はω-3脂肪酸の蓄積量が有意に低く、ω-6脂肪酸とω-3脂肪酸の比率は有意に高かったことが指摘されている[19]。 DHAは精液や脳 、網膜のリン脂質に含まれる脂肪酸の主要な成分である。DHAは脳内にもっとも豊富に存在する長鎖不飽和脂肪酸で、エイコサペンタエン酸(EPA)は脳内にほとんど存在しない[20]。なお、DHAは脳関門を通過できるが、EPAを含めた他のω-3脂肪酸は脳関門を通過することができない[21]。DHAの摂取は血中の中性脂肪(トリグリセライド)量を減少させ、心臓病の危険を低減する。また、DHAが不足すると脳内セロトニンの量が減少し、多動性障害を引き起こすという報告がある[22]。アルツハイマー型痴呆[23][24]やうつ病などの疾病に対してもDHAの摂取は有効であるといわれている。一方で、DHA投与がアルツハイマー病の症状を改善しなかったとの報告がある[20]

細胞膜は流動性を持ち、脂質や膜タンパクは動いている。この流動性は膜の構成物質で決まる。たとえば、リン脂質を構成する脂肪酸の不飽和度(二重結合の数)に影響され、二重結合を持つ炭化水素が多いほど(二重結合があるとその部分で炭化水素が折れ曲がるので)リン脂質の相互作用が低くなり流動性は増すことになる[25]。例えばDHAは不飽和度が極めて高く細胞膜の流動性の保持に寄与している。神経細胞は、軸索や樹状突起などの凹凸の多い入り組んだ構造を有しているため、膜成分が極端に多くなっている[26]。DHAは、神経細胞の細胞膜を柔らかくし、樹状突起を増やしたり、軸索の成長を促して脳・神経系の健全性を保っている[27]。マウス動物実験では、ω-3脂肪酸の不足でCB1Rカンナビノイド受容体の機能喪失に引き続いて、報酬系に関わるシナプス可塑性が妨げられる報告がある[28]

ω-3脂肪酸とω-6脂肪酸の望ましい摂取比率は1:1から1:4であると言われている[29][30]。海外で利用される代表的な食用油の多くが高い比率のω-6脂肪酸が含まれていてω-3脂肪酸があまり含まれていない[31]。日本ではω-3脂肪酸をバランス良く含んでいるキャノーラ油をはじめとした菜種油が食用油の全生産量の6割を占めており[32]、日本ではω-3脂肪酸の豊富な海産物が多く消費されているため、海外諸国に比べれば日本の食品中のω-3脂肪酸とω-6脂肪酸の比率は高いと推定される。食事中のω-3脂肪酸とω-6脂肪酸の比率は、日本の妊婦では1:3[33]、日本の成人では1:4、アメリカでは1:8の比率となっている[34]。後述するように、WHOの統計では、うつ病の障害調整生命年は、日本が世界最低レベルであり、アメリカが世界最高レベルとなっている。なお、近年では日本の20歳以下の若年者の食事中のω-3脂肪酸とω-6脂肪酸の比率が低下してきており、厚生労働省のデータでは1:5[35]、奥山のデータでは1:7、と指摘されており、うつ病の原因がω-3脂肪酸とω-6脂肪酸のアンバランスであるならば、成年に比較して若年者のうつ病の増加が懸念されるところである[34][33][36]

[編集] 心理学的仮説:病前性格論

心理学的成因仮説の代表は、病前性格論である。うつ病にかかりやすい病前性格として、主に、メランコリー親和型性格、執着性格、循環性格、が日本では提唱されている(米英圏では強迫性)。しかし、近年はうつ病概念の拡大や社会状況の変化に伴い、下記の性格に該当しないうつ病患者が増加している。

  • メランコリー親和型性格は1961年にテレンバッハが提唱したもので、秩序を愛する、几帳面、律儀、生真面目、融通が利かないなどの特徴を持つ。主として反復性のないうつ病を呈するとされる。
  • 執着性格は1941年に下田光造が提唱したもので、仕事熱心、几帳面、責任感が強いなどの特徴を持つ。反復性うつ病ないし躁うつ病の病前性格の1つであるとされる。
  • 循環性格はエルンスト・クレッチマーが提唱したもので、社交的で親切、温厚だが、その反面優柔不断であるため、決断力が弱く、板挟み状態になりやすいという特徴を持つ。躁うつ病の病前性格の一つであるとされる。

[編集] 薬物およびアルコールの使用

DSM-IVでは、その原因が「物質の直接的な精神的作用」に起因すると判断される場合は、気分障害の診断を下すことはできないとしている。大うつ病に似た症状が物質乱用や薬物有害反応によって起こされていると判断される場合、それは"substance-induced mood disturbance"と定義される。 アルコール依存症または過度のアルコール消費は、大幅に大うつ病の発症リスクを増加させる[37][38][39][40][41]

また、逆にうつ病が原因となってアルコール依存症になる場合もある[40][42][43]

アルコールと同様に、ベンゾジアゼピンはうつ病発症リスクを増加させる。この種類の薬は不眠・不安・筋肉痙攣に広く使用されている[9][44]。 このリスク増加はセロトニンとノルエピネフリンの減少など、薬物の神経化学への効果が一因である可能性がある。ベンゾジアゼピン系の慢性使用も抑うつを悪化させ[45][46]、うつ症状は長期離脱症候群の1つである可能性がある[9][47][48][49]。 ただし、うつ病に伴う睡眠障害に処方される睡眠導入剤には、ハルシオン、デパス、フルニトラゼパム、エリミン、ランドセンなどベンゾジアゼピン系の薬が多い[50][51][52][53]。 JCPTDでは、薬物治療急性期には抗うつ効果発現までのベンゾジアゼピン系薬物処方は有用であるが、依存性のため長期投与は推奨していない[54]

[編集] 臨床評価

大うつ病の診断を行う前に、一般的に医師によって医学的検査と幾つかの調査が他の症状を除外するために行われる。血液の甲状腺刺激ホルモン(TSC)とチロキシン測定によっての甲状腺機能低下症除外、基礎電解質と血中カルシウム測定で代謝障害の除外、全血球算定(赤血球沈降速度ESRを含む)により全身性疾患や慢性疾患の除外など[55]。 薬物の副作用やアルコール乱用も同様に除外される。男性の抑うつの場合、テストステロンのレベル測定によって性腺機能低下症も除外される[56]

客観的認知についての問題が老人の抑うつに現れることがあるが、それはアルツハイマー病などの痴呆性疾患の可能性がある[57][58]。 認知テストと脳画像イメージによって認知症とうつ病を区別する助けとなる[59]。 CTスキャンは精神病患者の脳病理を除外することができ、また異常兆候を迅速に判断できる[60]。 生物的テストでは大うつ病の診断を行う方法はない[61]。 一般的に、医学的な問題がない限りその後検査を繰り返す必要はない。

2011年、広島大学大学院などの研究グループが客観的にうつ病を診断できる指標となる物質を発見したことが、米国科学誌プロスワン電子版にて発表された[62]

[編集] 「うつ状態」と「うつ病」

うつ状態を呈するからといって、うつ病であるとは限らない。うつ状態は、本当の「気分障害」に該当するもの以外にも、次のような原因によって引き起こされる。

また、下記のような器質的疾患からうつ病・うつ状態となることもあるので、診察時には注意を要する。

こうした様々なうつ状態のうち、臨床場面で大うつ病エピソードとして扱われるのは、DSMの診断基準[64]に従って、「死別反応以外のもので、2週間以上にわたり毎日続き、生活の機能障害を呈している。」というある程度の重症度を呈するものである。

2012年4月30日月曜日


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2012年4月29日日曜日


Tゾーンは皮脂分泌が多いためニキビができやすい部分です。過剰な皮脂分泌や皮脂の酸化を抑えることが鼻のにきびを予防するポイントです。

鼻のニキビが出来る原因

鼻の黒ニキビは皮脂の酸化が原因

鼻の毛穴汚れは過剰に分泌される皮脂の酸化が原因です。毛穴が角質や皮脂汚れによって塞がれるとアクネ菌が繁殖して炎症を起こすことがありますが、鼻は毛穴が大きく開いた状態になりやすいため、毛穴が完全に塞がって炎症を起こすよりも単に汚れが溜まる傾向があります。ただし、皮脂汚れを改善しなければ炎症したニキビへとつながる可能性が高くなります。

2012年4月26日木曜日


昔から言われている大腸がんのケモプリベンション


Gut doi:10.1136/gut.2009.203000
Effect of aspirin and NSAIDs on risk and survival from colorectal cancer
Din, Farhat V N, et al. Institute of Genetics and Molecular Medicine, University of Edinburgh and MRC Human Genetics Unit, Western General Hospital, Edinburgh, UK
Background
Previous studies have shown that aspirin and other non-steroidal anti-inflammatory drugs (NSAIDs) lower colorectal cancer (CRC) risk. However, the lowest effective NSAID dose, treatment duration, and effects on survival are not defined. In a large population-based case–control study, we have explored the relationship between NSAID dose and duration, CRC risk and overall CRC-specific survival.
Methods The relationship between NSAID use and CRC risk was examined in 2279 cases and 2907 controls. Subjects completed food-frequency and lifestyle questionnaires. NSAID categories were low-dose aspirin (75 mg), non-aspirin NSAIDs (NA-NSAIDs) and any NSAID. Users were defined as taking >4 tablets/week for >1 month. ORs were calculated by logistic regression models and adjusted for potential confounding factors. Effect of NSAID use on all-cause and CRC-specific mortality was estimated using Logrank tests and Cox's hazard models.
Results In all, 354 cases (15.5%) were taking low-dose aspirin compared to 526 controls (18.1%). Low-dose aspirin use was associated with decreased CRC risk (OR 0.78 95% CI 0.65 to 0.92, p=0.004), evident after 1 year and increasing with duration of use (ptrend=0.004). NA-NSAID and any NSAID use were also inversely associated with CRC. There was no demonstrable effect of NSAIDS on all-cause (HR 1.11, p=0.22, 0.94–1.33) or CRC-specific survival (HR 1.01, p=0.93, 0.83–1.23).
Conclusion This is the first study to demonstrate a protective effect against CRC associated with the lowest dose of aspirin (75 mg per day) after only 5 years use in the general population. NSAID use prior to CRC diagnosis does not influence survival from the disease.
  1. 2010/09/24(金) 23:55:20|
  2. 医療一般

高齢者が多いことが寄与した偏りのある解析のよう


2010年9月24日 提供:共同通信社
年間死者15万5千人減少 肥満対策で、OECD推計

 経済協力開発機構(OECD)は23日、学校で規則正しい食生活を教えたり、医師が個人カウンセリングをしたりするなどの総合的な肥満対策を講じれば、日本では慢性疾患による死者を年間15万5千人減らせるとした報告書「肥満と予防の経済学」を発表した。対策の費用は国民1人当たり年間19ドル(約1600円)と見積もった。
 カロリーの高い食事の普及や運動量の減少などで、OECD加盟の多くの国で肥満の人の割合が増えていることを踏まえ、報告書を初めて作成。肥満対策により、主要な慢性疾患にかかる医療費の総額を約1%削減できると分析している。
 詳細な分析を希望した日本、イギリス、イタリア、カナダ、メキシコの5カ国につ いて、世界保健機関(WHO)と共同で、肥満対策の効果で今後100年間で慢性疾患による死者数がどのくらい減少するかを推計。
 その結果、イタリアが年平均7万5千人、イギリスが7万人、メキシコが5万5千人、カナダが4万人で、日本の減少数が最も多くなった。
 日本の成人に占める肥満の割合は約3%と、OECD加盟国で最低水準だが、報告書を執筆したOECDのエコノミスト、フランコ・サッシ氏は「日本は高齢化率が高く、慢性疾患を抱える人の割合も多いため、肥満対策の効果が大きくなる」と分析している。
 報告書は10月7、8日にパリで開催されるOECDの保健担当相会合で議論される予定。

  1. 2010/09/24(金) 23:51:53|
  2. 医療一般

PSAを巡る議論はまだまだ続く


m3.com 9/22 医療ジャーナルアップデート
PSA前立腺癌検診、前立腺癌死・全死亡に影響なし
2010年09月22日 ソース:BMJ
文献:Djulbegovic M et al. Screening for prostate cancer: systematic review and meta-analysis of randomised controlled trials. BMJ. 2010; 341:c4543
2010年7月までに発表された無作為化比較試験6件(合計387286名)のシステマティックレビューとメタアナリシスを実施し、前立腺癌検診のリスク・ベネフィットを調査。検診により前立腺癌診断率は上昇したが、前立腺癌死や全死亡に対する有意な影響は見られず、著者らはPSAルーチン検査のメリットはないと結論している。


m3.com 9/21 医療ジャーナルアップデート
60歳時のPSA値、前立腺癌転移・死亡を予測、スウェーデン調査
2010年09月21日 ソース:BMJ
文献:Vickers AJ et al. Prostate specific antigen concentration at age 60 and death or metastasis from prostate cancer: case-control study. BMJ. 2010; 341:c4521
60歳時に前立腺特異抗原(PSA)を測定した男性1167名を対象に、その後の前立腺癌との関連を85歳まで追跡。PSA値は前立腺癌転移・前立腺癌死と関連し、前立腺癌死の90%をPSA値2ng/mL超の男性が占めた一方、1ng/mL以下では臨床上重大な前立腺癌を発症する可能性が低かった。

2012年4月25日水曜日


リバウンドと急激な体重の減少についてです。毎日食べるものを切り替えることでダイエットをするという方法がありますが、人間は食欲を押さえることにストレスを覚えるものです。ストレスを感じる時間を短くするため、ダイエットを短い期間で終了させたいと考える人は少なくありません。


減量をする際には食事と同じように、運動をする事も体重管理には大切です。体重を減らすため食べないようにしていると、そのぶんリバウンドしやすくなります。リバウンドと言うのは、減量を終えて、普通食に戻した事により、体が元の状態に戻そうとする為に起こる現象です。

 

揺り戻しの幅は個人差があり、数s程度から前より体重が増える方もいます。体に負担のかからない減量を成功させるには、あらかじめリバウンドについても配慮しましょう。リバウンドしにくい体にする為には、運動が必要です。運動を定期的にすることで、筋肉がつき基礎代謝も上がるからです。

 

2012年4月22日日曜日


□ゆううつで気分が沈む
□楽しいことをできない
□疲れやすく元気が出ない
□自信がなく、自分を責める
□集中できずイライラする
□夜中や早朝に目覚めて苦しい

上記が2週間以上続くと、うつ病の恐れ

2012年4月19日木曜日


平成17年12月、当時9歳の時に脳梗塞に成り 以降 右片麻痺と言う後遺症を背負う事に「愛ちゃん」 今でも、そして これからも毎日リハビリを続けています。 そんな娘(愛ちゃん)のリハビリ動画です。 愛ちゃんのリハビリブログ http://mogul.at.webry.info/

2012年4月16日月曜日



ソース(東洋経済 2/11号 26~27ページ)

 デジタル家電や携帯電話などの主要部品である積層セラミックコンデンサー(セラコン)市場に嵐が吹き荒れている。コンデンサーが売上高の3割超を占め、その中核をなすセラコンでは世界首位の村田製作所。2011年4~12月期の最終損益は前年同期比約28%の減益となった。3位の太陽誘電や4位のTDKは赤字だ。

 TDKは昨年11月、セラコン事業を軸に、2年間で全従業員の15%に当たる1万1000人の削減などリストラを発表したが、1月に秋田の3工場閉鎖を追加。太陽誘電も3月、国内正社員の2割に当たる330人の希望退職を募集する。同社にとって30年ぶりの人員削減となる。

 業績悪化の主因は、テレビやパソコンなど完成品メーカーの在庫調整によるものだ。「今年後半には需給が逼迫する可能性もある」
と大和証券キャピタル・マーケッツの佐渡拓実シニアアナリストは分析する。

■スマホ向けは"2強" 技術力に差はなし

 一時的な調整とみられるにもかかわらず、なぜTDKや太陽誘電はリストラに踏み切ったのか。セラコン市場では目下、地殻変動が起こっている。両社を"負け組"に追い落としたのが、韓国サムスングループのSEMCOだ。

 セラコンはかつて、日本メーカーの金城湯池。材料の調合や厚さ数マイクロメートルのシートの積層、焼成(温度調整)などさまざまな分野のすり合わせ技術が欠かせず、参入障壁が高いとされ、SEMCOは「10年前はシェア5%程度の弱小メーカーにすぎなかった」(佐渡アナリスト)。

 だが、「3~4年前から客先でSEMCOの名前が挙がり始めた」「最先端の製品で、日本の大手より先に採用されていた事例もあった」と日本メーカーの営業担当者は話す。飛ぶ鳥を落とす勢いで成長し、1年前にはシェア2位(推定17%)に浮上した。

 今や世界最大の電機メーカーとなったサムスン電子向けに供給が拡大している、という追い風はある。が、技術力の高さも折り紙付きだ。

 その象徴がスマートフォン向けのセラコン。スマホ1台に使われるセラコンは400~500個。中でも0.4×0.2ミリメートルの超小型品は
「比較的高単価で営業利益率も2割台後半」(村田製作所幹部)と高い上、従来型携帯電話の2倍以上の数が搭載される。

 セラコン市場(約6500億円)における超小型品は数量ベースで現状2割程度を占めるが、スマホの普及に伴って、今後数年間で年率2割以上の成長が見込まれる。デジタル家電向けの汎用品化によって採算が悪化する中、超小型品はメーカーにとって
利益の源泉である。

 ただ、セラコンは小さくなればなるほど高度な技術が求められる上、スマホ向けには安定かつ大量供給する生産技術も求められる。
その市場を現在牛耳っているのが2社。7割以上のシェアを誇り、アップルのアイフォーンやサムスン電子のギャラクシーなど主要なスマホのほとんどで採用実績を持つ村田製作所。そして、もう1社がSEMCOなのだ。

 「SEMCOは村田製作所やTDKから技術者を引き抜いた」と業界関係者は口を揃える。2年で数千万円とも1億円ともうわさされる好条件を提示し、日本の大手メーカーが数十年かけて培った技術を短期間で身につけたのである。

(>>2以降に続く)

2:諸君、ていうかお前ら!? φ ★:2012/02/06(月) 23:16:42.48 ID:???

>>1の続き)

■中国勢の安値攻勢で汎用品は稼げない

2012年4月14日土曜日


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March 25, 1999

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  2. ƶˤ򴶿СФαƶˤĤƤϡθ̤ (DeBoerΤ褦)¤ηǤϤʤѤηǸȤRosenblueth Simeone[16]θŵŪʷ̤ѤޤФν̮ θȾʬˤΤ߸ȤðƳ(22)
  3. Ǹ򴶿ФΥȡ̥ꤵƤ̴˱ƶ ޤǤλ٤򡢿ãΤ֤ȿнĤǤΥΥ륨ԥͥե ˽ư֤Ȥ߹碌뤳Ȥˤ줿(23)
  4. Windkesselǥδ»ϡ򴶿Фĥɾ ץ饤󥹤㲼ۤɾʤ(24)
  5. ƴ狼εῴ椬򴶿СФΥȡ̥ꤹ ʳǡDeBoerΡ֡5ޤǤΡפȤ褦Ūʲ֤ ϩγưñ˵ῴϩνֻư٥㤹Ȥ
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腹痛(担当MO)

65歳、男性

主訴:腹痛

鑑別:腹部のとこが痛いかでアプローチしてみる。

Whole

RUQ(Right Upper Quadrant)

  • 胆嚢炎胆管炎、総胆管結石、胆石症
  • 肝炎、肝膿瘍、肝腫瘍、Budd-Chiari
  • 膵炎、十二指腸潰瘍
  • 尿管結石、腎盂腎炎
  • 肺炎、胸膜炎、肺塞栓、
  • 肋骨骨折

Epigastric

2012年4月13日金曜日


セルは、人体に不可欠です。彼らは身体に不可欠な栄養素を提供する。彼らは体がで構成される細胞の数百万を維持するために他の物質と混合。多くの病気があるの不足によって引き起こされると考えられている セル sまたは身体内のセル塩の不均衡。ホメオパシーはあなたの体の中でのバランスが崩れている細胞の塩を与えることによって、バックバランスにボディを持って見えます。セル塩が体を入れされた後 バックバランスに、ボディはもはや病気に遭遇するはずです。

12細胞ホメオパシーセル塩がある。それは、Calcのフルアー、カルフォス、CalcのSulph、ムキフォス、Kailムールである、フォスのカーリー、Sulph、マグフォス、ナットムール、ナットフォス、ナットSulphとSiliceaをカーリー。

2012年4月11日水曜日



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2012年4月10日火曜日


Q質問
・健康大陸のマカには認定マークはついていないのですか?
A回答

一部では、ペルー政府認定マークなるものがあると説明している販売者がいるようですが、そのような公的な認定制度は存在していないことは、ペルー大使館でも確認しています。 認定マークがついていてもあくまで 私的な機関や団体のものに過ぎません。 ペルーにおいては数多くの業者が様々なマカを輸出しています。一部には、他の雑穀粉末が混ぜられているとか海岸地帯で栽培されているマカだとかがあるそうです。そういった事情を考えると、マークの有無ではなく、産地はどこか、成分分析を行っているか、その商品で有効性を確かめたデータがあるかどうかを確認することが重要です。

Q質問
・健康大陸のマカは何倍濃縮ですか?
A回答

マカについては、濃縮という言葉にはまったく意味がありません。食品の抽出加工には、 効率(収率) とか 濃縮 という用語があります。 効率とは、たとえば、1キロの素材を溶液に浸して抽出し溶けない部分を捨てて100グラムの抽出物がとれた場合、10:1と表現します。 これは、「効率10%」を意味します。
濃縮というのは、通常特定成分の含有率が標準化されており、その上で水分を飛ばして濃縮し含有率を高くすることを意味します。 つまり、「効率10%」は、「10倍濃縮」ではありません。この倍率が高いほど効率が悪いことを意味しており、「高濃縮」ではないのです。
したがって、マカについては、活性成分がまだ特定されておらずその含量も標準化されておりませんので、何が含量いくらからいくらに濃縮されたのかは不明瞭です。 濃縮という言葉に惑わされないようにご注意ください。 そういう意味で、ラティーナの商品では濃縮という言葉は使っておりません。

Q質問
・マカはアメリカの国家航空宇宙局NASAで宇宙食として採用されている、というのは 本当ですか?
A回答

これは、ペルーの専門家によるマカに関する著書に記載されていることですが、実際はそれを証明するものはありません。ただ、ペルー系の宇宙飛行士がペルー訪問時にマカの話を聞き、それこそ宇宙飛行士にとって最上の食べ物ですね、というコメントをしたのが新聞で報道され、それが「採用された」という話になって本に書かれたという経緯がありました。宇宙食にこそなっていませんが、採用されても不思議ではないと思います。

2012年4月8日日曜日


Q1 どうして『筋萎縮性側索硬化症』という難しい名前がついているのですか?

Q2

 運動神経とか、運動ニューロンとかいうのはなぜですか?

Q3

 運動神経はどこにあるのですか?

Q4

 ALSと診断されました。死に至る病と聞きましたが、本当でしょうか?

Q5

 ALSの治療薬はないのでしょうか?

Q6

 ALSはどういう症状で始まるのでしょうか?

Q7

 球症状とか球麻痺という言葉を聞きますが…。

Q8

 ALSに冒されない筋肉もあるのでしょうか?

Q9

 私の友人がALSと診断されました。私も、� ��足の筋肉がピクピクすることが
   ありますが、同じ病気なのでしょうか?

Q10

 ALSはめずらしい病気なのですか?遺伝しますか?

Q11

 どうやってALSと診断するのですか?

Q12

 ALSと診断されましたが他の病気の可能性はないのでしょうか?

Q13

 ALSと診断されました。どうしてこんな病気になったのでしょうか?

Q14

 ALSと診断されました。私はこれからどうなるのでしょうか?
   すぐ歩けなくなるのでしょうか?

Q15

 身体が非常にだるいのです。

Q16

 感情をコントロールすることができません。

Q17

 手や足がむくむのですが� ��。

Q18

 よだれがダラダラ出て困ります。

Q19

 ねばい痰が喉にからむのですが…。

Q20

 胸やけがひどいのですが…。

Q21

 便秘で困っています。

Q22

 夜眠れません。

Q23

 ALSと間違えられるような病気には、どのようなものがありますか?

Q24

 リハビリはどの程度、やればよいのでしょうか?

Q25

 病気の進行を少しでも遅くする方法はないのでしょうか?

Q26

 長続きする介護のための"こつ"は何ですか?

Q27

 人工呼吸器を付けたままで、在宅療養することは可能なのですか?Q28 停電などの緊急時には、ど� �したらよいのでしょうか?

Q29

 人工呼吸器を付けているのですが、食物を口から全く入れてはいけませんか?Q30 気管切開しているのですが、気管カニューレからの喀痰の吸引が頻回で大変
   なのですが…。

Q31

 医療費、生活面での補助金制度はないのですか?

Q32

 人工呼吸器を付けたALS患者を入院させてくれる病院はありませんか?

Q1

 どうして『筋萎縮性側索硬化症』という難しい名前がついているのですか?
A. 『筋』は筋肉を意味します。『萎縮』というのは医学用語で何かが小さくなったり
   弱くなったりするときに使われ� �す。『筋萎縮性』というのは、運動神経がなくな
   るために筋肉がやせて弱くなることを意味します。『側索』というのは、脊髄を輪
   切りにしたとき、左右両側に位置する部分を指します。『硬化症』は医学用語で硬
   くなるとか傷になることを意味します。したがって、側索硬化症というのは、運動
   神経がなくなったために脊髄の左右両側が硬く傷となる事です。まとめると
   『筋萎縮性側索硬化症』は、運動神経がなくなるために筋肉が痩せ衰えて力が入ら
   なくなる病気ということになります。               

Q2 運動神経とか、運動ニューロンとかいうのはなぜですか?

2012年4月7日土曜日


傷ついた脳の場所や広がりによって、次のような症状が現れます。
これらはひとつだけの場合もあれば、いくつかの症状が混在していることもあります。

① 注意障害
長時間ひとつのことに集中できず、気が散りやすくなる。

何かをするときうっかりミスが多い。

一つずつならできることも、複数のことを同時にしようとすると間違えたり混乱する。

② 記憶障害
物の置き場所を忘れる。自分がしたことを忘れるため、同じことを繰り返して質問する。

予定を覚えていることができない。

昔のことはよく覚えているのに、最近のことは思い出せない。

記憶が混乱しているため、現実にはない話(作話といいます)をし、周囲が否定しても納得しない。

2012年4月6日金曜日


 ビタミンCの白内障予防効果確認のニュースで盛り上がっている?と思ったら、いやはや冷水をピシャッと浴びせられるようなニュースが飛び込んできました。
 

 「生活習慣病の予防などに効果があるとされる抗酸化物質が入ったサプリメント(補助栄養剤)を摂取すると、種類によって寿命が縮まるかもしれない。デンマーク・コペンハーゲン大などのグループが、28日付の米医師会誌で過去の試験を分析した結果を発表した。」

 聞き捨てならないです。聞き捨てならないですが、過去の試験を分析したとあります。

 なんだ、過去の試験ですか。

 何をいまさらです。
 サプリメントの普及に待ったをかける行為といっては失礼ですが、過去の試験は否定的な結果が多いと聞いています。

 それを再度分析すれば、否定的な結論が導き出されるのは当たり前田のクラッカー。

2012年4月4日水曜日


FDAのアスパルテーム論争は有名な話ですが、

根拠の無い論文を、紹介しても、意味が無いです。

結局のところ、CSIROや、FDAやEUROPEAN COMMISSIONや、厚生省や、EFSAなどにおいて、

安全性が確認されています。

2012年3月31日土曜日


   からだの中から健康になれる。

▼食べると体は健康になれるのか。食べる環境がどんどん豊富になっています。

  毎日あれがいい、これがいいと新しい発表がされる毎日
  みのもんたさん、あるある・・などなど、うれしい内容で昔からの情報の
  確かさを確認できます。新しい成分がどんどん見つかっています。
  これからも見つかるでしょう。

  私はその成分はわかってもあまり気にしていないんです。
  というのは、成分が見つかっても食べているのは、変わりないからなんです。
  毎日納豆、野菜、米、を食べて普通の生活をしているんです。



■からだのなかから、すべきことは何でしょう。

  か� �だの中にはいろいろな臓器があります。その臓器が異常をおこしてしまうと
  体調は悪くなるのは当たり前、体質はますます悪くなつてしまいます。

  よく 臍から下が出ている人いませんか。もしかするとあなたがその人かも。
  これの原因は実は 内臓の下垂なんです。内臓の弱体化ですね。

  内臓は年齢とともに、下がってしまい重力に関係して下がってしまいます。
  何もしなくても、重力はかんけいしていて、食べるとますます重荷になってしまいます。

  今のままで
  何もしないと、筋肉はさぼってしまいます。その習慣が身についてしまうと、ますます
  内臓の弱体化が進んでしまいます。
  内臓は機能を低下させてしまつています。働きたくてもその環境も� �くないのですね。



▼内臓でまず注意をして機能アップをしなければいけないのは  胃腸

  なぜ  胃腸なのか。というのは漢方で後天的な影響は胃腸に関係があるということ
  なんです。先天的なことは腎ということです。漢方で特別な言い方がありますが、そん
  なのは気にしなくても、胃腸を整えておくことがポイントです。

  ただ 今の胃の善玉菌と言うことではありません。胃の機能ということです。
  間違いないように理解してください。

■あなたの胃腸を整える。

2012年3月30日金曜日


翠さん

  体が冷えると、寒さから皮膚の表面を守ろうとして血液量が増しす。その血液は体内を一巡するたびに腎臓を通り、そこで血液中の老廃物である尿を作っているのです。冷えると、この腎臓の働きが活発になり、寒さでちじんだ膀胱を刺激するので、尿がそれほど溜まっていないのに、尿意を催すことになります。


Tsuneさん

  これには2つの理由があると思います。
1.やはり汗をかかないのが一番の原因だと思います。暑い日に比べれば少ないものの、寒い日でも必要最低限の水分を取りますし、食べ物からも水分は、摂取されます。ここで、摂取した水分と、呼吸や汗で出て行った水分(玉のような汗ではなくても、体表面からは、常時汗として水分は蒸発しているのです。)の差(体内に残された水分)が尿として排泄されるわけです。ここで、やはり寒い日の方が、汗として蒸発する水分が、暑い日より少ないため、摂取した水分と汗として出て行った水分の差が大きくなり(体内に残された水分が多くなり)、尿の量は多くなると思います。
2.もう一点は、寒い日には、身体が硬くなり、内臓にも圧迫がいくと思うのです。そうする� �膀胱にも圧迫が加わり、尿を蓄える容量が、少なくなり、結果として、暑い日に比べ、頻繁に尿意をもよおすのだと思います。
 以上の点が複合して、寒い日には、トイレが近くなるのだと思います。

2012年3月27日火曜日


ハンチントン病は、アメリカのハンチントンによってあきらかにされた疾患です。35歳前後から踊るような不随意運動で発症し、徐々に認知症(痴呆)が進んできます。原因は第4染色体に遺伝子の異常があり、常染色体優性遺伝をします。つまり、子どもには2分の1の確率で発症します。

2012年3月26日月曜日


緑内障はどんなものか

80歳代の女性の方がご家族と一緒に手元用のメガネを作りたいと来店されました。視力の確認をする前にご家族からお話があったのは左目の視力はもう全くないので左目のレンズはいりません、とのこと。何かしらのご病気でもあるのかとお聞きすると「緑内障」というお話でした。

緑内障があるとなると、メガネは簡単に作ることが出来ない場合が多いのです。眼科にはどの程度の頻度で診ていただいているのかを確認すると、年に4回で毎回経過観察のみでもう何年も症状が進んでいないということでした。ご自身も症状が進んでいないので目薬を使ってはいるものの目の状態がどのようなものなのか、詳しくはないとのことでしたのでメガネを作る前に少しお話させていただきました。

2012年3月24日土曜日


疫学(えきがく、Epidemiology)は、個人ではなく、集団を対象とした、疾病の秩序ある研究である。疫学は、病気と怪我の頻度、そしてその分布に影響する因子を対象とする[1]

ただし、「集団を対象にする秩序ある研究」という部分以外については諸説あり、国際的な合意は得られていない。

医学部、教育学部や経済学部等の幅広い学生に勉強されている。手法として統計学を多用する。

国際疫学学会の定義は「特定の集団における健康に関連する状況あるいは事象の、分布あるいは規定因子に関する研究。また、健康問題を制御するために疫学を応用すること」である[2]

他の定義の例として、「疫学とは生物集団における病気の流行状態を研究する学問」がある。すなわち、ある一時点/一期間での、ある一集団において、ある特定の病気が流行した場合、その流行の原因を調べ、その原因を除去することにより流行そのものを制御(終熄、予防)するための学問である。別名「流行病学」。

「疫学は人間集団における病気の発生に関する学問」だとする定義がある[3]

また人間以外にも拡張した説としては、「疫学とは病気の発生に関する学問」だとする定義がある[4][5][6][7]

Wikipedia英語版 (22:05, 3 January 2009)は冒頭定義で次のように述べている。

" 疫学とは集団における健康と疾患に影響を与える要因に関する学問であり、公衆衛生と予防医学への基礎と論理を提供する。公衆衛生研究の基礎的方法論とされ、疾患への危険要因および最適な治療方針決定への実証的な医療(EBM)として高く評価されている。伝染性および非伝染性の病気を含んだ疫学者の研究範囲は突発的流行疾患の調査研究から、研究計画、データ収集と解析、統計的モデルの考案による仮説検定、およびそれらの結果に基づく論文作成と、査読付き学術雑誌への投稿に及ぶ。疫学者は多くの学問分野を利用する。たとえば、疾患プロセスを理解するために生物学を利用し、危険因子の近因と遠因を探るために社会学と哲学を利用するのである。 "

疫学的研究では、分析的手法として概念的な単位を微視的なものではなく生物一個体に置く。すなわち、集団における病気を持つ個体の数を測定することにより、流行状態を頻度(有病割合や発生率など)として数量化する。

集団生活を営む代表的な生物は人間であるため、疫学は人間集団に流行する病気の制御に用いられることが多いが、人為的に集団生活を営む動物(例えば家畜、産業動物)に流行する病気にも適用される(ただし、集団として捉えることが困難な野生動物に疫学は適用し難い)。したがって、疫学的手法は医学、獣医学の分野において多用される。

歴史的に見ると、はじめに疫学は急性疾患(とくに感染症)の流行の制御に対して大きな成果をあげた。この成果に伴い社会の疾病構造が急性疾患から慢性疾患(とくに生活習慣病)に変化したため、現在では長期間にわたる流行形態をとる慢性疾患の制御の研究にも疫学は用いられている。また、社会の高齢化に伴い、病気の流行現象ではなく、逆に健康の流行現象を対象とする疫学的研究も多くなった。この意味において「疫学(疫=疫病、はやりやまい)」と言う用語は不適切なものとなってきている。

疫学は疫の字に病垂(疒)が付くのため医学であると誤解されているが、英語ではEpidemiology(epi; upon広範な -demos; people人間の -logos; study学問)と書き、人間集団に対するあらゆる因果関係の確認に用いられる学問である[8]

疫学の始まりはジョン・スノーのコレラ研究にあると言われる。コレラのイギリス侵入(1831年10月)当時、コレラは空気感染すると考えられており恐れられていた。しかしスノーは同じ流行地域でも患者が出る家は飛び飛びである等の知見を得て空気感染説に疑問を持ち、「汚染された水を飲むとコレラになる」という「経口感染仮説」を立て、疫学的調査と防疫活動を行った。

[編集] ブロード・ストリート事件

1848年、コレラ患者が多量発生した地区にて患者発生状況の調査を行い、ある井戸が汚染源と推測、あてはまらない事例について調査を行い、「汚染された井戸水を飲んでいる人は罹る」と結論した。行政がこれに従い問題の井戸を閉鎖したため、流行の蔓延を防ぐ事が出来た。

[編集] 水道会社給水範囲とコレラ患者発生との関係の調査

ロンドンの水道会社はテムズ川から取水していたが、当時のテムズ川は汚濁がひどく衛生的とは言えなかった。スノーは患者発生マップと各水道会社の給水地域との比較照合を行い、特定の水道会社の給水地域においてコレラ患者が多発していることを突き止めた。同社の取水口は糞尿投棄の影響を受ける位置にあったという。

これは1883年にロベルト・コッホがコレラ菌を発見する30年前の事であった。

スノーの疫学的研究は、感染源・感染経路の解明という疫学的手法により、生物学的要因(病原体など)が不明であっても、社会的要因、状況の観察から、感染症流行を止めることができることを知らしめた。現代の疫学研究も、本質的にはスノーの研究と変わりない。

2012年3月23日金曜日


  
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